中学受験について
7歳年上の夫と、高校生の娘、中学生の息子と4人暮らし。
子どもたちは2人とも中学受験を経てそれぞれ第1志望校に運よく合格。
中学受験がさかんな地域にある、そんなにさかんでない公立小学校の出身の2人。
近所には四大大手塾もそろっているし、その他にも中学受験塾がたくさん。
そんな中でうちは日能研を選択。
日能研を選んだきっかけ
日能研を選んだ理由はほぼない。
小学校でちょっと勉強ができて、でも自分に自信がなかった娘。
私もそうだったけど、自信がない子は自信のある子に劣等感を抱きがち。
勝手にスクールカーストをつけているような。
小学校3年の時に「学校の国語の授業が楽しくない」と言ってきたのをきっかけに塾探し。
ちょっと勉強ができる子から勉強が楽しくないをとってしまったら・・・
早く勉強は楽しいものだと伝えなくては。(私は勉強嫌い)
で、小学校3年生の夏期講習をどこかで受けられないかと大手塾の資料を取り寄せ。
結果、日程的にドンピシャだったのが日能研。
そのまま最後までお世話に。
日能研ってどうなの?
息子の学校は圧倒的にSAPIXが多く、日能研出身の子はクラスに2人だけとのこと。
口の悪い子が「日本能無し研究会」と揶揄してることもあるそう。
「日本能無し研究会」からよく受かったね!みたいな。
これは受験当日にもあるあるらしい。
受験当日にやられたらダメージだろうなぁと思ったけど、運よく当日そういう子には会わなかったらしい。
みんなそんな余裕ないわな。
娘の志望校は日能研は息子の学校ほどではないものの、やっぱり合格者数だけだといろんな塾に劣る。
娘の時も息子の時も2人が「この学校に行きたい」と言った時に転塾が頭をよぎらなかったわけではない。
でも、「志望校への合格者が0人ではない」んだから「その何人かに入ればいいんじゃ?」自分に言い聞かせ、結局転塾はしなかった。
またイチから始めるのも面倒くさいし。
もう1個、転塾しない理由となったのがお弁当。
娘が食べることが大好きなので、塾からの帰宅後に食事をさせるよりも、お弁当として塾で夕ご飯を済ませてきてほしかった。
日能研の特徴
・よく言われるのが中堅校に強い
新4年生(3年生の2月~)から応用クラスと基礎クラスに分けられる。
応用クラスのほうが数が少ないことのほうが多い気がする。
・費用が安い
「日能研って安いんだってね!」と会社の上司に言われたが、余計なお世話だ。
うちの家計の中では十分に高かった。
・Nバッグ
入塾するともらえるNバッグ。
重い割にあまり入らない気がして、うちの子たちはあまり使わなかった。
娘は受験当日だけは使ってた。
・進度が遅い
他の塾が軒並み6年前期の途中でカリキュラムが終わっているけど、日能研は夏休みまで持ち越す。
夏期講習のテキストに急にニュートン算が出てくる。
でもこれは先生の裁量によるのか、息子たちは前期で全てフォローされていた。
・復習型
・テストが多い
本当に週末がつぶれる。
博物館とか、〇〇展とか行った方が良いと言われるけど、いけない。
どんな塾でもメリットデメリットがあるはず。
他の塾を良く知らないけど、これでいいのかと焦ったのは事実。
でも、焦っていたのは親だけ。
子どもがその環境を気に入っているなら、それでいいんだと、他塾のテストとかも受けながら中学受験をした話。